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上杉勝也

上杉勝也の音楽の魅力

秋の帰郷

19日から昨日まで友人が主催する秋祭りのイベント参加のため山口に帰ってました。
イベント前々日の20日は広島で高校の同窓会に出席。
広島にも柳井高校出身者の集まりがあり、鯉柳会(りりゅうかい)と言います。
鯉は広島カープからとったのでしょうね。
当日の進行表に李柳会と誤って印刷してあり、先輩の老紳士が怒っておられました。
会名は大事ですよね。

僕たち27回生は広島以外からも集まり、8人。
盛り上がりましたよ。
来年は東京の会(正式名称はあるのかな?)で、我々27回生は担当幹事。
広島のような打ち解けた会にできればいいなあ。

その夜は広島で1泊。
ホテルの近くに平和公園があって、原爆ドームなどを初めてゆっくり見学。
空は透き通るような青。
色づいた木々。
時が止まったままのような静けさ。
カメラを持っていましたが、ただ何かを感じるだけでした。
モニュメント群には結局カメラを向けることができず、1枚撮ったのは青空とイチョウの木。
祈りを込めて。

IMG_1065.jpg





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  1. 2010/11/27(土) 12:50:55|
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冷え性、だけれど。

今日は和らぎましたが、昨日の東京は寒かった。
10度以下で雨が降ると、心が演歌っぽくなります。
12月生まれですが、寒さは苦手。
とても冷え性、すぐに手足が冷えてしまいます。
昨日のように寒い日に裸足でサンダル姿の人もいるのが信じられない。
人間の身体は千差万別ですよね。

そんな寒い午後、車に乗ってヒトマチをしていたら信号のない横断歩道にコートを着た短髪の外国女性が近づいた。
十代か、二十代の初めかな。
彼女は横断歩道に入る前に近づくタクシーを見た。
タクシーはゆっくり停車。
すると、さらりとした笑顔を運転手に渡し、綺麗な姿勢で横断歩道を渡って行った。

その後、日本人の若い子が携帯でしゃべりながら近づく車になど目もくれず、強くブレーキを踏んだ車の前を当たり前のように猫背で歩いて行った。

自分の身を守るという本能について、他者への気配りについて、車の中で考えた。
日本人はどう見られているかを気にしなくなっている。

政党MのKANさん。
このところ悪化している日中関係改善のため、APECで来日した中国の主席と是非首脳会談をしたかったらしい。
意気込みや立派なり。
しかし、テレビで放送された会談の様子には大落胆。
姿勢よく椅子に座り余裕の主席に対し、我が総理はだらしなく座り、話すべき内容のカンペを棒読みしていた。

リーダーのあるべき姿について、コタツの中で考えた。
日本人はどう見られているかを気にしなくなっている。


自分の資質以上のことに手を出し過ぎてはいないか、胸に手を当て自問する。
自分の能力を出し尽くせているか、ジッと目を閉じ自問する。
ムードや雰囲気でその立場を守れる時代は過ぎ去った気がする。
自分を知り、自分を動かそう。

冷え性ではあるけれど、窓を開け、冷えた空気を吸い込もう。
けして、冬の空気は嫌いなわけではないのだから。


IMG_1063.jpg




ロバータフラックの名曲「優しく歌って」を訳詞してみました。
世の中にいい曲はいっぱいありますね。
いつかどこかで歌ってみようっと。


優しく歌って


彼は静かに歌いはじめた あの頃と変わらない声で
時は戻って 心ゆだねた

忘れたはずの 傷みを思い出す 忘れたはずの 愛もまた消えずに
ここにあることを教えてくれる  今も

彼の歌に包まれている  優しく抱かれた頃のように
暗がりの中 夢を見ていた

忘れたはずの 傷みを思い出す 忘れたはずの 愛もまた消えずに
ここにあることを教えてくれる  今も

ふたりのことを 歌っていると 私ひとりが憶えてる 
夢は夢 時は帰らない

私のことは 気づかないままに 遠い昔の 想い出は歌の中で
生きるだけね 美しい言葉の 中だけで








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  1. 2010/11/18(木) 12:21:17|
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リセット

プロ野球の日本シリーズが終わると、次の年へのリセットが始まる。
FAや移籍や契約更改が取りざたされる中、
野球とは無縁の僕も、今年の反省と来年への布石をしなきゃいけないような気がするのです。

今年は、まず、『SHIFT』が完成したことで、これまで引きずって来た色々な事柄から解放された気がしました。
自分からの解放。
束縛していたのも、変な不安を感じていたのも、すべて「僕」の所業。
全てがハッキリしてしまう時代に、なんとか間に合いそうです。

今年気づいたこと、それは、自分の声がうまく進化したことかな。
今、強さと軽さがあり、でも透き通った質感が消えない。
去年までは喉に何となく引っかかりがあり、力を入れないと高い声が出なかった。
録音にはエディットが不可欠で、時間が倍くらいかかってた。
コンサートの前なんかは、気にしちゃって、ナーバスになってたかもしれません。

それが、力を入れなくても、ちゃんと強い声が出るし、高い音が漂うようになった。
高い音はリバーブに綺麗に溶けますから、必要以上にリバーブをかけなくて済みます。

いい声じゃん。

そのおかげで、以前から考えてた、ギターと声だけのアルバム『ほうき星1号』が完成。
1日1曲のペースで、一気に作り上げることができました。
『ほうき星1号』は短い曲ばかりのアルバムですけど、
12曲が一つの塊になってゆったり呼吸するように聞こえるかもしれません。
これは今の僕の一つの完成系かな。
でもとどまることなく、次に進もう。

ギターテクニシャン石田さんが調整したギターたちは、個性的に色々な色の音を醸し出します。
1音下げても深みを増して、応えてくれます。
ギターだけじゃないけど、道具はちゃんと調整してこそですよね。

様々な人たちの素晴らしいサポート、ありがたいことです。


  今年歩いた足を上げてみて、足跡を確認しよう。
  振り返って、どんな風に歩いたか見てみよう。
  結構フラついるかもしれない。
  あっちに行ったり、こっちに行ったり。
  でも、そのすべてが足跡になって残っている。
  自分らしく歩けたか。
  何を発見したか。
  どんなふうに、変われたか。
  すべて残っている、次の自分のために。

     



  IMG_1064.jpg

  秋の陽射しの中、背中を向けて、よーく考えてみよう。


今気になってる曲は、CMで使われてる「ミックジャガーの曲」。
知っているのはCMのあの部分だけだけど、スゴいね、無茶苦茶エネルギーあるよね。
「俺」は絶対「俺」って感じがいいではないですか。









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  1. 2010/11/09(火) 13:27:31|
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クラシック音楽にハマっています。
以前、あんなに退屈だったこのジャンルでしたが、退屈が心の落ち着きに変わってしまった。
たぶん年齢のせいもあるのでしょう、それは否定しないもんね。(微笑)
でも今という時代だからこそ、上質な音楽は必要なんじゃないかな。

テレビからはハシャグ言葉が連日マシンガンのように放たれます。
ニュースからは軸を失った社会の悲鳴しか聞こえてきません。
豊かで大らかな幸せのあり方を見失っている、ような気がする。
今は、そんな時代だから仕方ないですよね。

仕方ない、で、終わりたくないですよね。

例えば、ピアニストの息吹に触れよう。
バックハウスのベートーベンを聴くと、揺るぎない勇気を感じる。
ハスキルのモーツアルトを聴くと、眠っていた妖精も目を覚ます。
アルゲリッチのショパンを聴くと、自由な心が扉を開ける。

バックハウス氏は、最後の録音を録り終え、5日後に亡くなったそうです。
ハスキル氏も、最後の録音の後、1か月後に天に召されました。
ともに、最後の演奏はとてつもなく優しさと諦観に満ちているとか。
スゴいですよね。
きっちり自分を表現し尽くして、生き抜いて、さようなら、なんてカッコいいですね。
一度やめると言いながら、やっぱりやめるのヤーメタってカールく言ってしまう鳩な人たちとつい比べてしまいます。。(哀)


もちろん、クラシック音楽のすべてが好みというわけではありません。
僕には重すぎるものや、難しすぎるものも多い。
今のところ、ソナタや器楽曲、協奏曲がお好み。

そんな秋の日、代官山のある小物屋さんに入ったら、「ザ*ピーナッツ」の曲がかかっていた。
心に触れて来たなあ。
グイグイよかったなあ。
結局、古い曲が好きなのかなあ。

結論。
いい音楽は、いいエネルギーを与えてくれる。
いいエネルギーをもらってこの時代をしっかり生き抜こう。

IMG_1018.jpg

秋の夕陽は美しい。
夕陽の向こうに別の世界があるかのように。




  1. 2010/11/03(水) 18:20:06|
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